パソコンのモニターも以前に比べてワイド型のものが多くなってきました。そのためブラウザの横幅を広く使っている方も多いと思います。そういった場合、横幅を固定したものよりも可変にすることで、より使いやすいものになると考えました。まあこれは3カラムのテンプレートに限ったことではないんですけどね。
3カラムのテンプレートを作る場合、今まででしたら「float」だったりネガティブマージンを使っていました。CSS3では「display: box」を使えば、「float」を使用しなくても綺麗なソースで、3カラムのレイアウトが作れるようになります。このテンプレートでは「display: box」を使用して3カラムのテンプレートを作っていますが、その特長は、サイドバー固定でメインカラムを可変のレイアウトにしていることです。スタイルシートでは「box-flex」を使います。可変にしたい「box」に「box-flex」を指定することでカラムの横幅を可変にすることができます。
しかしいざ作ってブラウザで確認してみると、IEだけはうまく表示してくれない。調べてみるとIEは未対応とのこと…。「display: box」を使用すると高さも自動的に確保してくれるのに、どうしたものか…。
はじめは以前のように「float」を使用してIEのみに対応していました。その後いろいろ調べてみると「display: table」というものがありました。“table”= “表組み”という頭があったので、はじめは気にもとめていませんでしたが、どうやらこれで解決できそうです。
このテンプレートを作成したのが2013年。当時とはもうブラウザの環境が一変しており、IEが如何の斯うのと気にしなくても良くなりました。CSS3もようやく定着した感がありますね。以前のように古いIEを気にしなくてもいいので、「display: table」でもいいのですが、「Flexbox」を使うともっと簡単にできます。htmlの構造的にもその方が良さそうなので、「Flexbox」で作り変えました。
どうぞご利用ください。